コミックス11巻発売(8/29)

死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお義兄様に溺愛されてます(11)
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待ちに待ったコミックスの11巻が、先日発売になりました。一日千秋の思いとは、このことです。
ちょうど、第1部の終末にあたる部分で、お兄様とオルタンシアの関係の進展が見られるご褒美回。本当に楽しみにしていました。コミックスは、オルタンシアとヴィクトル王子の絡みの部分の途中で終わっていました。原作でもかなりおもしろく感じた部分ですが、続きのお兄様の強烈な嫉妬が、もう待ちきれません。
前置きが長くなりましたが、11巻の感想です。とにかく、原作にはなかったシーンが含まれています。一番うれしかったのは、壁ドンですね…♡本当に眼福です。二度見どころか十度見ぐらいしました。
魔神の件はひと段落し、お父様との親子の絆も確認し、第2部に向かって話が進んでいきます。悪役らしく醜く散っていったリュシアン。盛んにジェラールの罪悪感を煽っている台詞を読み、その言葉は、前の人生で魔神化したジェラールの胸中に吹き荒れていたものだったのかな、と思いました。そして、ジェラールと肉体と精神を共有した仲だからこそ、リュシアンは魔神であるにもかかわらず、オルタンシアを慈しむような、矛盾した行動をとったのではないでしょうか。オルタンシアへの愛情も、きっと共有していたのでしょう。
それから、後半で、ヴィクトル王子の心情や表情がよく描かれていたのがよかったです。王子から男性性を感じたオルタンシアの反応も自然で、その場面がドラマチックに描写されていました。ヴィクトル王子って、オルタンシアをよく理解し、穏やかに愛してくれる好人物なのに、やはり選ばれない男という役割。なんか気の毒に思っていたので、巻末の花びら舞い散るかっこいいプロポーズの場面は、ヴィクトルの愛情や人間性に報いる感じがあって救われました。
パルシィ更新(8/29)
同じ日に、パルシィの方も更新されています。こちらは、コミックスよりも若干先の内容まで読むことができ、毎度課金して楽しんでいます。
やはり、今後の展開に関わる伏線が、原作よりもはっきり描かれている印象です。そして、お兄様の嫉妬が…!いい!!
次回更新は、9/5(金)とのこと。あと数日だけど、首が長~くなってしまいます。
原作更新(8/31)
八月末は、コミックス発売、パルシィ更新、原作更新が重なりました。うれしい悲鳴で、スマホをいじる指が止まりません。現在、原作の方は、更新ペースが10日に一度となっています。
「小説家になろう」で柚子れもん先生が連載している原作は、義兄妹が他人になるという設定で進んでいます。家族という枠組みが除かれ、男女としての2人の思いが明らかになりつつありますよ…とても良い感じ。
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